更新等のお知らせ 令和3年度(2021年度)

※ 令和3年度は、業務多忙となっており(改正が多いこと、公開しているテキストが増大しているため、改訂作業に時間がかかること、文献の刊行・改訂が続いており、新たな情報の分析に時間がかかること等を要因とします)、会員の皆様に送信していますメールの内容をこちらのページに転記する時間があまり取れませんでした。

 

日々の改訂・更新状況については、サイト右側のコラム欄において毎日掲載していますので、ご参照下さいませ。

また、改正事項の解説や、年金法のポイント解説等につきましては、メールで随時送信しておりますので、ご利用下さい。

 

 

 

令和3年8月18日(火曜日)

講座完成のご挨拶と皆様へのメッセージです

2021年度版(令和3年度版)の当講座が完成致しました。

 

労働一般のこちら(労働一般のパスワードをご入力下さい)のページが最後となります。

 

これにて今年度版の当サイトをひとまず終了させて頂きます。

 

以下、ご挨拶を申し上げます。

 

 

毎年、感じるのですが、1年はあっという間に過ぎて行ってしまいます。

ついこの間の暑いさなかに2021年度版の改正事項の改訂を開始したかと思ったら、いつの間にか再び真夏の季節がやってきました。

 

今年度も、当サイトの完成に本試験直前までかかってしまいましたが、一応、1日も作業を休みませんでした(平均しますと、1日10時間以上は作業をしています)。

改正事項が増加していること、当サイトが取り扱うテキストも年々増加していること、白書対策講座の作成に非常に時間がかかること等から、以前より進捗状況に余裕がないことが多いです。

ただ、内容的には、年々向上はしており、現在は、改正事項等を除き、基本的な部分についてはさほど手を加えないで良い程度にまでは至ってきましたので、来年度以降の進捗はもう少しスムーズになりそうです。

 

この間、会員の皆様には、励ましを頂くことのほか、誤字を色々と教えて頂いたり、説明としてわかりにくい箇所・誤りのある部分等についてご教示を頂くなど、現在の当サイトは、とても一人で作成した内容とはいえないものとなっています。

つまり、当サイトの作成名義は、「講義社労士合格ゼミナールとその会員の方たち(会員であった方も含みます)」となります。

お忙しい中、色々とご教示頂きました皆様に深く感謝を申し上げます。

 

 

この1年、お仕事や家事・雑用等で学習が順調に進まなかった皆様も少なくなかったことと思います。

特に、感染症の拡大による諸問題の発生が想定外の重大な影響を与えています。

 

いつも触れることなのですが、私が社労士試験に合格して事務指定講習を受けた際に、東日本大震災で被災された仙台の方とお知り合いになりました(現在も、メール等により交流があります)。

この震災によって亡くなられた社労士試験の受験生の方がおられたそうです。

 

その無念さを想像することは困難です。

 

 

皆様も、この1年、大変なご苦労をされことに違いありません(昨年度も受験された方は、苦労どころではない厳しい日々の連続であったと思います)。

 

 

が、今、時がきました。

 

今回、是非とも皆様が合格して下さい!

 

 

本試験当日は、合格を諦めそうになる瞬間が数回はあるはずです(例年、1回どころではありません)。

選択式試験が開始されると、毎年、かならず意気消沈するような問題を見かけることになります。

しかし、ここで諦めないことが最大のポイントです。

 

改めてこちら(直前対策講座のパスワード)の選択式の補正状況の表をご覧下さい。

ほぼ毎年、基準点を割る科目がいくつも出ています。近年では、基準点割れがなかったのは平成19年度の試験しかありません。

つまり、選択式では、ほぼ必ず「知らない知識」が出題されてきます。

 

従いまして、わからない空欄があっても、諦めてはなりません。

なんとか2点を確保するために最大限の格闘をします。

これまで培われてこられた知識と経験を総動員・集結して頂き、最後の最後まで粘って下さい。

 

選択式の終了後は、多くの場合、手応えを確信できないままに択一式に移ります。

しかし、ここでは、気持ちを完全に切り替えます。

わからない選択式があったとしても、正答している可能性があるのです。あとは、択一式の結果で決まります。

択一式で不調な科目があっても、気にされる必要はありません(近年でも、例えば労災保険法において、通常は4点程度しか取れないような内容が出題されたことがあります)。

いくつかの科目は、4点でもよいのです。得意な科目・調子の良い科目で得点を稼いでいけば足ります。

 

択一式を解いている中盤辺りでは、疲労感を覚えてくることが少なくないです。とりわけ、終了間際には、疲労困憊の状態になります(ここで、長文の事例問題に出くわすことが多いです)。

 

このように、頭が働きにくい時間帯にきましたら、深く深呼吸でもして頂き、少々頭をクールダウンしてみて下さい。

トイレ休憩は、極めて有効です。用を済ませたら、洗面所の冷たい水で顔を洗って頂くと、復活します。

 

文章が長いような肢は、あとから解く手もあります。単に文章が長いだけで、内容は極めて平易な知識から構成されていることもあります。

個数問題は、後回しにしましょう。

このような冷静な判断による見極めによって、解答の時間を大きく短縮できることがあります。

 

熱い魂と、クールで冷静沈着な頭。この両者が必要となります。

 

 

どうぞ本試験日に、悔いのないよう、力を出し切られることをお祈り申し上げます。

 

皆様のご苦労が実を結びますように。 God bless you!

 

 有難うございました。

 

2021年8月18日

                     

金澤 博之

 

 

 

 

令和2年10月4日(日曜日)

さてさて、今年度は改正事項が多く、怒涛の忙しさのため、送信していましたメールをこちらに転記する余裕もありませんでしたが、ようやく大方の改正事項の改訂が終わり、本来の通常の改訂業務に戻ってきました。

 

今回の本試験の選択式について分析しましたメールは既に2通送信していますが、過去問インデックスの作成が終わったものがありますので、こちらでリンクしておきます。

 

・労基法の過去問インデックス = こちら

 

・安衛法の過去問インデックス = こちら

 

 

ところで、健康保険法をはじめとする医療保険法については、本年10月1日の施行として、電子資格確認の制度が新設されており(マイナンバーカードを被保険者証の代わりとして利用できます)、この関係で、法律及び政省令が広範に改められています。

各医療保険法における保険給付の受給手続に関する規定が改められているのですが、細部については、先の9月25日に公布されました施行規則において定められています。

療養の給付等の受給手続のほか、限度額適用認定認定(限度額適用・標準負担額減額の認定)

の手続なども改められており、試験対策上も重要なものがあります。

この9月25日公布の施行規則の内容については、近日発売されるような市販書では掲載されていませんので、注意が必要です。

健康保険法等の医療保険法の受給手続については、当サイトの内容(今後、改正事項の詳細をメールします)をチェックして下さい。

 

(なお、医療保険・介護保険法では、もう一つ、匿名診療等関連情報等の制度も新設されており、これも最低限の知識のチェックは必要です。)

 

 

更新等のお知らせが、新年度版となりました。

 

今年度は、多くの重要な改正事項があります。

メールにて会員の皆様には適時お伝えします。メールは、可能な範囲で、こちらに転記します。