【令和6年度版】
令和6年5月3日(金曜日)
改正状況等のお知らせです。
〔1〕職種・業務内容の限定合意に反する配転の適法性が争点となった最高裁判例が出ました(時期的には、今回の試験対象とはならない可能性がありますが)。
労基法のこちらです。
〔2〕外国人技能実習生の指導員の事業場外労働について、みなし労働時間制が適用できるか争われた【協同組合グローブ事件=最判令和6.4.16】について整理しました。
労基法のこちらです。 こちらは、出題の対象となります。
〔3〕在宅勤務手当について、割増賃金の算定基礎から除外することができる場合に関して通達(【令和6.4.5基発0405第6号】)が発出されました。
労基法のこちらで掲載しています。
〔3〕年度末の改正事項が多数あります。
1 まず、労災保険法等です。
①介護(補償)等給付の上限額・最低保障額が決定されました。労災保険法のこちら以下です。
②また、法令の要旨等の周知の方法について、電磁的方法によることも可能とされました。こちら以下です。
③労災就学援護費及び労災就労保育援護費の額が改正されました。こちら以下です。
2 厚年法の3歳未満の子を養育する被保険者等の標準報酬月額の特例(従前標準報酬月額のみなし措置)の申出書の添付書類が改正される等の見直しが行われています。
厚年法のこちらを参考です。
3 雇用保険法の教育訓練給付の支給申請手続等が改正されています。
概要は、「改正・最新判例」のこちら以下です。
4 健保法等の医療保険法において、匿名診療等関連情報の提供に係る手続等が改正されています。
5 介護保険法(施行規則)において、地域支援事業のうち、介護予防・日常生活支援総合事業(「総合事業」)としての第1号事業について、継続利用要介護者(介護給付を受ける前から継続的に第1号事業を利用する要介護者をいいます)が利用できるサービスが拡大されました。
詳細は、社会一般のこちら以下(【令和6年度試験 改正事項】 とある③の箇所)です。
6 雇用保険法の雇用保険二事業に関する助成金等の改正については、雇用保険法のこちらです。
令和6年2月29日(木曜日)
近時、公表された改正事項について列挙しておきます。
1 労基法の本社一括届出等の追加
労基法の本社一括届出等が追加されました。
令和6年2月23日からは、電子申請の場合に限り、変形労働時間制(フレックスタイム制を除きます)及びみなし労働時間制においても、本社一括届出等が可能となりました(1年単位の変形制については、すでに令和5年2月27日から可能でした)。
こちら以下(労基法のパスワード)の特にこちら以下をご参照下さい。
2 徴収法の改正
徴収法については、令和6年4月1日施行の改正(【令和6.1.31厚生労働省令第21号】)により、①「労災保険率」(徴収法のこちら以下)、②「第2種特別加入保険料率」(こちら以下)及び③請負による建設の事業に係る賃金総額の特例における「労務費率」(こちら以下)が改正されました。
それぞれのリンク先をご覧下さい。
3 国民健康保険法
国民健康保険法における後期高齢者支援金等賦課額の賦課限度額が、令和6年4月1日施行の施行令の改正により、従来の22万円から24万円に引き上げられました。
詳しくは、こちら以下(社会一般のパスワード)です。
なお、低所得者に係る保険料の軽減措置も改正されています。こちらです。
4 健保法等の政省令における出産育児支援金等に関する改正
健保法等の政省令における出産育児支援金等に関する大量の改正があります。
試験対策上は、「改正・最新判例」のこちら辺りをざっと押さえておけば足りそうです。
5 年金額の改定における改定率等
年金額の改定における令和6年度の改定率・年金額が判明しました(国年法のこちら)。
また、在職老齢年金制度における支給停止調整額について、令和5年度の48万円から50万円に引き上げられました(厚年法のこちら以下を参考)。
令和5年11月25日(土曜日)
現在、今年度の本試験の択一式について、ポイントをご紹介しています。
すでに選択式については、本試験直後に分析をしメールでご紹介しました(その内容は、各科目の過去問インデックス中で掲載しています)。
前回は、労基法の択一式について分析しましたが、今回は、安衛法の択一式について分析しました。
また、合格者の方の合格体験談をご紹介しました。
令和5年11月14日(火曜日)
過去問インデックスの作成が終了しました。
今回の本試験問題について、サイト上で詳細に解説をしています。
令和5年10月8日(日曜日)
改正事項についての改訂が終了しました。
今後、本文の改訂と本試験問題のインデックスの作成に入ります。
令和5年8月30日(水曜日)
「講義 社労士合格ゼミナール」の金澤でございます。
本試験、大変お疲れさまでした。
本試験では、体力・精神力が奪われてしまいますね。終了時、へとへとになるのが常ではないかと思います。
1年間の疲労から回復するのに時間を要しますから、皆さまそれぞれの疲労具合に応じて適切にリフレッシュする時間を取って頂ければと思います。
もっとも、今回の本試験の受験体験を有効に生かすため、本試験内容の簡単な分析だけは早急にして頂いたほうが良いです(例えば、今度の週末を利用するなど)。
詳細な解答解説については、各受験学校等で公開するでしょうから、それ以後に丁寧に検討して頂ければよいです。
現在は、本試験受験中に「思い出せなかった」知識とか、「知らなかった」知識・「あやふや」だった知識など、気になった箇所を当サイトやお持ちのテキストなどによってざっと振り返って頂くのが良いです。
本試験で問題を解いた際の感触が鮮明に残っている間に、ある程度の復習をすることは、今後の実力向上のためにかなり重要です。
あまり根を詰めてやらなくても、例えば家族サービス等に重点を置きつつ、少し時間を割いて簡単な分析時間を設けて頂ければと思います。
以下では、今回の本試験内容について、ざっと振り返ってみます。
選択式についてはかなり細かく見ますが、択一式については全体の概要に留めます。択一式の個々の肢の詳細な分析につきましては、後日作成致します過去問インデックスをご参照下さい。
少々長文になりすぎているため、今回は選択式の前半として労働科目についてご紹介致します。
〔以下、略。〕
※ 後半の社会保険科目については、同月31日にメール致しました。